日刊スポーツ 2022/6/18
昨夏昨秋8強の狛江、主体性重視の練習で私学倒し、42年ぶり都立V狙う/西東京
狛江の練習中、バックネット裏のスピーカーから流れるのは、応援曲の「サウスポー」。今夏から復活のブラスバンド応援に備えることが狙いだ。
昨夏と昨秋の都大会で都立勢唯一の8強入り。センバツの21世紀枠推薦校にも選ばれたが、制約も多い。西村昌弘監督(38)は「平日は打撃練習は全くできない」と話す。他の部活動と兼用するグラウンドは、内野と左翼付近しか使えない。平日練習は2時間ほど。それでも「強制すると選手は拒否反応を起こす」と主体性を重視。練習内容は監督が提案するが、選手同士で相談し、時間や順番を決める。週2日は休みにし、自主練習に取り組む。
高校野球ドットコム 2021/10/31
二松学舎大附 逆転で準決勝進出!落ち着いた投球の都立狛江・山﨑の健闘光る
夏の西東京大会では八王子などを破り準々決勝に進出し、今大会シード校になった都立狛江。今大会、準々決勝に進出したのも決してフロックではない。けれども8強の他の7校は、夏の東西東京大会では4強以上で、何度も甲子園出場経験のある強豪校だ。その意味では、都立狛江の存在は際立っている。二松学舎大附にすれば、怖いのは油断だ。市原勝人監督は、「準々決勝に勝ち上がったチームだから力はある」ということを選手たちに話し、気を引き締めていた。それでも二松学舎大附が苦しむほど、都立狛江の健闘が光った一戦だった。